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東ファサードには、サグラダファミリアの地下博物館にはいる階段があります。
今回のツアーは30名、それにツアコン・現地ガイド・通訳(ほぼこの人がガイドです)が加わります。なので、「20名以上の団体は入れないと」言う教会スタッフと我々の通訳が押し問答。
『何か時間の無駄、早く解放(自由時間)にしてくれないかなあ』と冷めてみていた私。
結局は入れず、暫くして自由時間になって個人で入りました。
先ずは工房。建物の設計やその模型、つまりガウディの意図を引き継いだ歴代の人たちが、その形を作り出しているわけです。
工房の手前にある模型がこれです。これはガウディの自然観を表しています。
天井から2点で吊された紐におもりが付いています。それが多数ぶら下がっています。自然にある物は尖った放物線になり、それを逆さにすると、サグラダファミリアになるというわけです。
確かに外のトウモロコシ様の尖塔も、地下の天井を支えるアーチもそんな感じです。
他にも建築の歴史や、飾りの説明やいろいろありましたがちんぷんかんぷん。英語も不安なのにスペイン語はねえ…。地下礼拝堂ではミサも行われていました。
1階に上がってみましょう。
天井は地下と同じようなアーチで、それを支える柱が、先で枝分かれしています。柱は木を表現し、森にいる心地よさを教会に求めたんだそうです。
これは南面です。
北面です。両面ともステンドグラスがあり明るいです。
西面です。
東面です。
東面です。
ガウディは宗教やそれを利用した為政者の権威をかざした薄暗い教会ではなく、民衆のための、誰でもはいれ自分の罪をあがなうための教会を設計したわけです。
集合時間になる頃、西の方から陽が射してきました。
サグラダファミリアは ここ です。